NVDA決算と12月相場の行方|私が相場に向き合い続ける理由

恵比寿ガーデンプレイスのバカラから始まる、今年の相場の景色

恵比寿ガーデンプレイスのバカラのシャンデリア。今年も変わらず輝いていました。1999年から続く展示で、近所なので普段は何気なく目にしているけれど、立ち止まって見るとやっぱり美しい。三越がなくなって少し寂しくなったけれど、変わらないものはちゃんと残っているんだなと思います。相場も同じで、変わるものと変わらないものが混ざり合いながら動いていく――そんなことを感じた冬の夜でした。

NVDAの決算と20日の市場の空気

20日は5・10(ごとう)日だったし、日本時間の朝方にはNVDAの決算が控えていて、今日は絶対に動くと思っていました。良い決算だろうとは言われていたけれど、その後の市場の反応はいつも素直ではありません。下がっていたら上がり、上がっていたら下がる。今回は無風なのかどうなのか、有識者のなかでも意見が分かれていました。

それでも日経先物が朝方で1000円近く上昇していたので、今日は気持ちよく上がるだろうなと思っていたのに、私はまた含み損だけを気にして動けずにいました。後場には乱高下を繰り返し、明日はどうなるんだろう。どうしても初動で動けない癖があって、様子を見てしまいます。

雇用統計・金利・インフレへの不安と期待

雇用統計も控えていて、また動くのかなと考えています。この数字も操作されているのかどうなのか。株価は国の指標のようになりつつあって、もう下げられないのだろうかという気さえします。

日本の長期金利は1.835%。預貯金が多い方の中には、利息が少し増えてきたことを感じている人もいるのではないでしょうか。2%が見えてきて、これは将来のインフレとともにさらに上昇していくんじゃないかと見ています。

金利も上がり、円安はますます進み、物価も上がり続けている。どうなるんだろう。もう株をやるしかないと思っています。現金の価値は目減りしていく一方。少しずつでも積み立て感覚で始めるといいと思います。

私が感じた積立の威力と資産の置き場所

5年前に始めた純金積み立ての積立額を見たら大笑いしました。月1000円。ほとんど無価値だと思って、半信半疑で1000円だけ。でも倍になりました。あの時、10万円積み立てておけばよかったと心から思います。

金はまた別ですが、ビットコインも買うべきだと思います。AIはバブルなんかじゃない。AIなくして生活できない社会にどんどん向かっていると思っています。

NVDAの決算数字から見える強さ

NVDAのEPSは予想1.25ドルに対して1.30ドル。売上高は予想54.92ビリオンに対し57.01ビリオン。売上高成長率は前年同期比+62%。四半期の純利益は319億ドルで予想300億ドルを大きく上回りました。粗利益率は73.4%。NVDAはフルスタックでできるのが本当に強みです。

私がコロナ禍に教わったじっちゃまの言葉。「決算、決算、決算なんだよ」。あの頃の情報は本当に有益で、またあの時に戻りたいと思うことがあります。あの経験があるから、私は今も相場をちゃんと見れると思っています。最初に教えてくれた私の株の師匠でした。

12月相場への期待と、波に乗るための“体幹”

12月相場は上がり続けると思っています。やっぱり私は相場が好き。波に乗れるように、もっと“体幹”を鍛えたい。サーフィンも、波がきた瞬間に迷っていたら乗れない。相場も同じで、待ちすぎると波は通り過ぎてしまいます。

揺れる相場の中で、自分の軸を整えていく。それが投資の体幹なんだと思います。相場は本当に奥が深く、心が揺れる。でもその揺れの中に、自分の成長があるんだろうなと感じています。