FOMCとSQが重なる週。相場はどこを見るべきか
SQに向けて、いよいよカウントダウンの週になりました。
そして今週は、相場の空気を一気に変えるような大きなイベントが重なります。
火曜日には、植田日銀総裁の発言があります。
市場はすでに「日本は利上げへ向かう」という流れを、織り込み済みです。
そして水曜日の深夜にはFOMC。28:00の発表、そして28:30のパウエル議長会見。
米国は利下げ方向で、焦点は「何回利下げがあるのか」。
そのヒントになるのがドットチャートで、参加メンバーの金利見通しが点で示されます。
金利が上がる日本、金利が下がるアメリカ。
その差がどこで縮まり、どこで広がり、そして相場にどう浸透していくのか。
為替も株も先物も、いつもより敏感に反応する週です。
金利と株価は逆相関のアノマリー
実質金利は依然としてマイナスな日本は
資金が株式に流れやすい環境が続いており、
私は株高を維持しやすいとみています。
SQ週の独特の空気
金曜日にはSQがあります。
先物やオプションの清算が集中し、短期的なポジション整理が一気に出るため、チャートの動きが荒くなることも。
ただただ緊張している自分がいます。
数年しか相場を見ていないけれど、
「あの時こうだったな」と過去を思い出しながら、でも新しいチャートを描きながら、今週の動きを見ていきたい。
どちらに動いても備えておく
相場は読もうとすると難しくなる。
でも、どちらに動いても対処できるようにしておけば、必要以上に恐れることはないはずです。
第2週。
落ち着いて、しっかりと相場と向き合っていきたいと思います。
