同じ言葉で話すことの大切さ|160円の壁と日米の利害一致を読み解く

週末はリフレッシュしに温泉へ。先週末に引き続き相場がざわざわしている。
自分の過信が疑問に変わり、データを見て自分を納得させる作業をしてみた。

JPXの投資部門別売買動向を見ると、海外投資家は売りが目立っている。
数字を見たら、海外投資家がガッツリ売ってて納得。来週が怖い…。

日本の政局は揺れ、報道もどちらかに寄っている。
長期金利急騰、選挙前の高市氏に厳しい現実(WSJ)

大切なのは、その情報が客観的に正しいかどうかだけではない。
「大多数の人がその情報をどう受け取り、どう動くか」という視点だ。

報道を見て、大多数の人はどう捉えるのか。それは、自分がどう捉えるか以上に重要な視点だと思う。
「マーケットは、事実で動くのではなく、みんなの『思い込み』で動く。」

そう動くのかと戸惑うことも多い。だから深堀する意味を考える時もある
円安が続くと思っていたけれど、160円の壁は厚いのか?なかなか突破できない。ここに来ると、本格的に介入を意識せざるを得ない。

そして、1月23日(金)、レートチェックが入った。

この記事を見て、やはり空気が変わったと感じた。
私のあくまで個人的な意見だけれど、片山さつき財務相とスコット・ベッセント米財務長官の間に、「利害の一致」があったように見える。

  • 日本:円安による物価高を止めたい
  • アメリカ:日本に米国債を売られ、米金利が上昇するのを避けたい

この状況下で、レートチェックという「口先介入」だけで、ここまで動く。
となると、この先は円高方向に進みやすいのではないか。実際、155円台まで一気に暴落した。

動きがとにかく速い。先物も1,000円超えの下げ。
金利を簡単に上げられない中でインフレに向き合う日本。ダボス会議での登壇を含め、表に出ない調整を続けている片山大臣は、本当にタフな立ち位置にいると思う。


来週の「ビッグウィーク」をどう見るか

来週はイベントが一気に重なる。

1. 米国:FOMC(1/27–28)

パウエル議長の発言と、その先にある次期議長人事。有力視される「二人のケビン(ケビン・ハセット氏、ケビン・ウォーシュ氏)」、さらにブラックロックのリック・リーダー氏など、候補者たちの名前が挙がる中で市場はどう織り込むのか。

2. 米国:ビッグテック決算ラッシュ

Apple、Amazon、Alphabet(Google)、Microsoftなどの主要企業が続々と数字を出してくる。

3. 日本:国内企業の第3四半期決算

1/26(月)のファナックを皮切りに、アドバンテストや武田薬品など、主力株の決算が本格化する。

為替を通じて、日本国債は信頼を取り戻せるのか──。

そんなことを考えていたら、頭が痛くなって1時間ほど眠ってしまった。
ボラティリティは高そうだ。正直、ついていけない。


「流れ」を掴んで、一歩ずつ進む

真実なんて誰にも分からないし、裏では怪しいことだって起きているのかもしれない。
「正解」を求めても、きっと辿り着けない。
それでも、動いている数字を自分の目で確かめて、今、マーケットで何が影響し合ったかを知っておきたい。

こんなことを知ったところで、今すぐ何かになるわけじゃないけれど。
でも、興味があるから調べてしまう。納得して投資に向き合いたいから。

いつか、これが「線」になる日が来るかもしれないし、来なくてもいい。
今はただ、自分の心が動くままに…徒労に終わってもいい。

皆さんは、相場とどんな距離感で向き合っていますか?