INVESTMENT
誰かに運命を委ねず、自分の足で立つために。
失敗だらけの中で見つけた、
「自分の頭で考え、自分で選ぶ」という生き方。 これは、50歳から始まった
「自律」への道のりの記録。
My Investment Journey
大人になってからの、経済との向き合い方
あの日、時が止まった
2020年、世界がコロナ禍の閉塞感に包まれていた頃、一通の封書が届きました。それは弁護士からの郵便物。会社役員の解任、そして離婚調停。あまりに突然の宣告に、心臓の音が耳元で鳴り響き、思考が完全に停止したのを覚えています。
当時、上は高校生、下の子たちは中学生でした。「離婚という大人の事情で、この子たちの未来を奪うことだけはさせない」
私立校に通う彼らの学費を守り抜き、ドロップアウトさせることなく、希望する道へ進ませる。その一心だけで、5年にわたる過酷な戦いの中を、ただひたすら前だけを向いて走り続けました。
暗闇で見つけた、
一歩も引かない学び
その絶望の淵で出会ったのが、米国株の世界でした。私が足を踏み入れたのは、あるクローズドな会員制プラットフォーム。そこには、かつて米国株で名を馳せた伝説的なメンターがいたのです。
ほぼ毎日、リアルタイムで長時間にわたる双方向のやり取りが繰り広げられる。そんな、熱気あふれる最高のコミュニティがありました。
私は1年間、毎日、膨大な時間を通して、その場所で投資の本質を叩き込みました。「考え抜いた末の質問」を投げかけると、彼は必ず、噛み砕くような丁寧な言葉で答えてくれました。
そこで学ぶ中で、私は米国株だけでなく、FXという奥深い世界を知ることもできました。それから私の視界は一気に広がっていったのです。
あの、真剣勝負のような1年があったからこそ、今の私があります。
「深く、深く」という教え、
そして私の選んだ道
私が学んだメンターは、何十年も第一線で戦い抜き、企業の深淵まで調べ上げるプロフェッショナルでした。私には、一生かかっても彼のような特別な力は持てません。到底追いつけないほどの深い洞察、その背中はあまりに遠いものでした。
だからこそ、私は私に合った等身大のスタイルを選びました。
企業のファンダメンタルに翻弄されるのではなく、チャートという事実が示す「テクニカル」を武器にすること。メンターから受け継いだ「基本を徹底する」「自分の頭で考え抜く」という精神はそのままに、今の私にできる最善の戦い方を見出したのです。
守りながら、攻める。
「自律」の歩き方
「VTIを9割、個別株を1割で楽しみなさい」
この教えは、投資の対象が変わっても、私の中で揺らぐことのない基本姿勢として残っています。
大切な資産をしっかり守りながら、自らの知恵で少しの冒険を楽しむ。
投資とは、単なるお金のやり取りではありません。誰かに運命を委ねず、自分の足で凛として立つための「自律」の技術なのです。
投資とは、単なるお金のやり取りではありません。
誰かに運命を委ねず、
自分の足で凛として立つための
「自律」の技術。
大切な資産をしっかり守りながら、
自らの知恵で少しの冒険を楽しむ。
それが、私の選んだ投資の形です。