相場を感じる力|経験と感覚でインフレ相場を生き抜く気付き

相場を感じる力と、日々の小さな気付き

日々の変化に敏感でいたいから、私も経済指標をチェックする習慣をつけました。
その積み重ねで、0.1%のわずかな動きにも「今日はこうなんだ」と自然に反応できるようになってきました。

まだ知らないことも多いので、少しずつ理解を深めている段階です。
こんな私が学び続ける意味はあるのかな、と迷う瞬間もあります。
相場は織り込み済みの時もあれば、真逆に動くこともあり、誰にも完璧には読めません。

それでも私は「納得して投資すること」が一番大切だと思っています。
どうしてその銘柄を選んだのか。
その背景にどんな理由があったのか。
理解しようとする姿勢そのものが、自分の軸を育ててくれるからです。

そして最近気づいたのは、数字や経済用語だけ覚えても足りないということ。
相場の裏側にある“実体経済の空気”をどう感じ取るかが、もっと大切だということでした。

私の人生も、決して順調なことばかりではありませんでした。
でもその経験の中でしか得られない「感覚」があって、
喜びも痛みもすべてが、今の相場を見るときの“勘”や“気づき”につながっている気がします。

数字だけでは見えない違和感──
「最近、この景気ちょっとおかしくない?」
「体感だとインフレもっときついよね?」
そんな日常の小さなサインこそ、実は一番確かなヒントだったりする。

勉強も大事。
でも、経験や感覚も同じくらい大事。
その両方を大切にしながら、これから来るインフレの波と向き合っていきたいと思います。

相場の急変や地震のような予期せぬ出来事にも冷静でいたいと思っていたのに、
揺れた瞬間は何もできない自分を反省しました。
「もし急変したらどう動くの?」と自問しつつ、
ただ被害が広がりませんようにと祈るばかりでした。