点と点がつながった日
昨日、高校・大学時代の旧友に会いました。久しぶりの再会は、まるでタイムスリップしたかのような感覚でした。
かつて、私は精神的に追い詰められていた時期がありました。子どもたちが中学生の頃、夫が家を出て行ったあの頃です。心はその出来事だけに集中し、誰とも話したくなくなっていました。自ら人との関係を断ち、友達もいない、一人なんだと感じていたのです。
でも、離婚を経て気づいたのは——実は私は一人じゃなかったということ。自分から連絡を断っていただけで、こちらから声をかければ「会いたい」「懐かしい」と言って時間を作ってくれる友人がたくさんいたのです。
女性は育児などで社会から断絶されやすく、以前の友人関係すら希薄になりがち。でも再びつながったその友人は、なんと今、世界遺産・屋久島でカフェを経営しているとのこと。
屋久島の今:インバウンド観光地としてのポテンシャル
屋久島へは、東京から福岡・鹿児島を経由してアクセスします。天候に左右されやすい面があり、計画通りに到着できないリスクもありますが、今では韓国・台湾からのLCC(格安航空会社)が鹿児島へ乗り入れており、屋久島へのインバウンド観光ルートが確立されつつあることを知り、驚きました。
ただし、人口1万人ほどの小さな島で、自然豊かな神秘の島という魅力はあれど、交通の便や天候の不安定さなど、課題も多くあります。インバウンド誘致は「人が来たくなる理由づくり」と「現地での満足度」の両立がカギ。
私は今年中に屋久島を訪れ、リアルな声を聞き、自分の目で確かめたいと思っています。その経験が、まだ開拓されていない日本の地方エリアへと、思いがけない縁や学びを導いてくれる気がするのです。
屋久島インバウンド概要(まとめ)
項目 | 内容 |
---|---|
アクセス | 鹿児島経由(空路・フェリー)、LCCにより韓国・台湾からも接続可 |
主な観光層 | 東南アジア(台湾・韓国など)+自然志向の国内外観光客 |
課題 | 天候リスク、アクセスの不便さ、インフラ整備 |
今後の注目点 | 持続可能な観光戦略と地域コミュニティの連携 |