インバウンドの波は本当に都内だけ?
都内を歩いていると、外国人観光客の多さに驚かされます。特にコロナ後は、欧米系の方々が早朝から散歩している姿もよく見かけるようになりました。私の住むエリアでは、日本人よりも欧米人とすれ違う回数のほうが多い日さえあるほどです。
六本木店並み!?長野の空白地帯に光る可能性
そんな中、日経MJの5月24日配信記事で目を引いたのが、米系ファストフードチェーン「ウェンディーズ・ファーストキッチン」の長野駅前店。なんとその店舗の売上が都心・六本木本店に匹敵するというのです。
注目すべきは、その立地がいわゆる「地方の空白地帯」だったこと。都内に比べて家賃が安く、競合も少ない。こうした条件が相まって、非常に高収益なビジネスモデルとなっているのです。
民泊でも“空白地帯”は狙い目か?
この成功事例は、私たちのように民泊・旅館業を志す起業家にも大きなヒントを与えてくれます。果たして、民泊業界にも“空白地帯”は存在するのでしょうか?それとも、すでにレッドオーシャンになってしまっているのでしょうか?
高騰し続ける都内の不動産価格とにらめっこしながら、「都心で勝負するか?地方で狙うか?」を今こそ見極めるタイミングです。
地方で高収益を出すヒントと資料の探し方
分類 | チェック項目 | 活用資料 |
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駅前立地 | インバウンド導線・競合が少ないか | 日経MJ/自治体HP/観光白書 |
空白地帯 | 大手チェーンが未出店か | 企業HP・Googleマップでエリア分析 |
収益性 | 地価・賃料・改装費が抑えられるか | 不動産ポータル・SUUMO・健美家 |
観光資源 | 外国人が好む要素が近隣にあるか | Instagram・TripAdvisorなど |
動向分析 | 業界動向・消費統計 | 観光庁・Googleアラート・IR資料 |