人生の折返しからの挑戦|チームで描く、私らしい未来のかたち

チームプレイの大切さ ― 一人ではたどり着けない場所へ

「人生100年時代」「1億総活躍社会」なんて言葉が飛び交った頃、
私もその波に乗って、一念発起して一般企業へ就職しました。
それまで子育てをしながら在宅で経理事務をしていた私にとって、
社会への復帰は思った以上に高いハードルでした。

「1億総活躍社会って……本当に私もその“一億”の中に入ってるの?」
「SPI(就職試験)って、私にも必要なの?」
――そんな疑問を抱きながらも、「まだ人生の折返し地点」と思い、前に進もうと決めました。

健康寿命を意識したとき、見えた「選択肢」

ふと両親の姿を見たとき、頭に浮かんだのは「健康寿命」。
このまま元気でいられるのは、あとどれくらいだろう?
体力も気力も、少しずつ確実に落ちていく――。
「普通の会社勤めで安定収入を得るには、もう遅すぎるかもしれない」
そう感じた私は、「これからの生き方」を見直すことにしました。

好きなことの中から見つけた「民泊」という道

私が選んだのは、“民泊”という新しい働き方。
得意なこと・好きなことの中から、自分にもできるビジネスを探す中で、
昔から不動産が好きだったことを思い出しました。

まだ紙のチラシがポストに届いていた頃、
私はいつも不動産の価格や間取りを眺めていました。
近所のマンション相場、憧れの街の地価……
自分なりに相場観を養っていたのです。

胸がギュッとする、不安の正体

今は物価も地価も高くなり、
「ここからさらに上がるのかな?」「金利は?」「融資は通る?」
そんな先の見えない不安に、胸がギュッと締め付けられることもあります。

「これは夢物語なの?」「あと一歩が遠い……」
そう感じる日もあるけれど、そんなときは自分にこう問いかけます。

一人じゃないから、きっと超えられる

今、私は同じような思いや悩みを抱えた仲間と出会うことで、
少しずつ前に進めるようになってきました。

自分一人では「詰んだ」と思ったことも、
他の人と意見を交換しながらなら、乗り越えられる。

むしろ、一人では想像もつかなかった場所まで行ける気がします。
未来は、想像よりももっと高い場所にあるのかもしれません。

気づきの整理表

気づきのきっかけ 感じたこと・行動 導かれた答え
社会復帰のハードル 「SPI?今さら?」と挫折しそうに 人生はまだ折返し、挑戦できる
両親の老いと健康 自分の健康寿命にも不安を感じた 無理のない生き方を選ぼう
好きだった不動産 民泊運営という選択肢が見えた 「好き×得意」が未来をつくる
一人で悩んだ日々 胸がギュッとする不安 仲間となら超えられる
価値観の転換 会社員ではなく起業の道へ 新しい働き方を模索し続けたい