がん検診でよくない結果を受け取って
女性特有のがん検診でひっかかってしまい、「大丈夫であってほしい」と
願いながら結果を待っていたけれど、
思いのほかよくない結果で、私の中ですべてがぐるぐると駆け巡りました。
ここから人生を切り開こうと意気込んでいた矢先だったので、
どうしたらいいのか分からなくなってしまいました。
誰にも言えず、一人で抱え込んだ日々
親に言えば心配をかけてしまうし、子どもには何も言えない。
誰にも相談できず、
「どうしよう、どうしよう」と一人で抱え込んでいた頃、
パートナーと旅行の予定が入っていました。
何度もリスケした後のやっとの旅行だったので、
ものすごく楽しみにしていたのに、まさかのドタキャン。
それが本当に辛くて、心が折れそうになりました。
占い師に頼ってしまった弱い瞬間
よく当たると言われている占い師のもとへ行き、
頼るように心の声や胸の内をすべて打ち明けました。
その場では少しスッキリして、まるで神様みたいな人だと思ってしまいました。
「ここに通えば病気も治る」と言われ、
弱っていた私はその言葉を信じてしまったのかもしれません。
言われた通りにしたけれど、しっくりこない気持ち
こんなに相手を責める必要があるのか疑問に思いながら、
占い師に言われたとおり、相手の心に響くというメッセージを
パートナーに送ってみたけれど、
自分の言葉ではない分、その関係まで揺らいだ気がしてきて、
どうしたらいいのか分からなくなりました。
正しかったのか、正しくなかったのか、今もまだ答えが分かりません。
ただ、なんか違う気がしてきて、
本当に病気も治してくれるのか不安が大きくなってしまいました。
本当はただ、治療前に旅行したかっただけ
本当は、治療前に旅行に行きたかっただけだったのに。
私の人生は本当に波乱万丈なんじゃないかと思えてきて、
貯めたお金も治療費に消えそうだし、
来年住む家もなくなりそうで、不安ばかりが募ります。
仕事をどうやって見つけるかも分からず、
また振り出しに戻って探していかなきゃいけない現実。
それでも前に進みたいと思う理由
病気が悪くなりませんようにと願いながら、
一人で抱え込むのは本当に辛いと感じています。
それでも、何かしら私にはできることがあるはずだと信じて、
実現可能なことから、少しずつでも前へ進んでいきたい。