言葉に出す vs 書き出す|目標達成に効くのはどっち?

言葉に出す vs 書く|目標達成に効くのはどっち?

大谷翔平選手が高校時代に実践していた「マンダラチャート」を真似して、私も4年前に自分の目標を紙に書き出してみました。つい最近、その紙が偶然出てきて見直したところ…驚くことに書いた目標の約3分の2が達成されていたのです。

私はずっと、「目標は言葉にすることで潜在意識に刷り込まれ、努力が続く」と信じてきました。実際、声に出すことで自分を鼓舞するような感覚がありました。

しかし最近、SNSのリール動画で「目標は軽々しく口に出すと叶わなくなる」という脳科学の投稿を見ました。「口に出すことで脳が安心し、もう達成した気分になってしまう」というのです。正直、少し動揺しました。

言葉に出す vs 書き出す:脳科学と心理学の視点

ChatGPTに聞いてみたところ、「言葉に出すこと」と「書き出すこと」にはそれぞれメリットと注意点があると教えてもらいました。

1. 言葉に出すと叶いやすくなる説(大谷翔平式)

  • 脳はイメージと現実の区別がつきにくい
  • 紙に書き出すことで、潜在意識に刷り込まれやすくなる
  • 前頭前野が活性化し、集中力や行動の選択が目標寄りになる

2. 言葉に出すと満足して終わってしまう説

  • 公言しただけで「やった気分」になり、脳が満足してしまう
  • 実際にNY大学の研究では、目標を言っただけの人は達成率が低かった

自分の実体験から見えたこと

私自身、声に出しただけの目標はぼんやりして忘れていたことが多く、紙に書き出したものは驚くほど叶っていたことに気づきました。
書くことで目標が視覚化され、細分化も自然としたくなり、「次に何をすればいいか」が見えてくる感覚がありました。

今こうしてブログで発信していることも、「満足して終わってしまうのでは?」という懸念があります。
でも書くことで自分の考えを再確認し、読み手と共有することで、また次の行動へと繋がっていくと信じています。

まとめ(表)

比較項目 言葉に出す 紙に書く
達成効果 気持ちが高まりやすいが、言っただけで満足する危険も 視覚化され、行動に落とし込みやすい
科学的根拠 脳が先に報酬を得る(ドーパミン) 前頭前野・RASの活性化で集中しやすくなる
注意点 軽く言うだけだと逆効果 継続して書くことで効果が増す

「書く」という行為は、目標達成においてやはり強い武器なのだと感じました。